ファッション。
響きはいいけれど、実はいろんなビジネスから成り立っていて、
世界中の人の苦労やいろんな感情が詰まっているもの。
ちょっと前までの自分は、将来はオシャレな人になりたいと思っていた。
注目を浴びること、その華やかさに憧れを持っていた。
しかし、この1年間の留学、読書、人との出会い、NYでのインターンシップ、就活を目前に控えて、いろんなことを考える機会を持ち、
もうファッションの中心人物になりたいと思わなくなった。
留学中に読んだ本にも書かれているとおり、
ファッションはいつも上の階級で生まれ、下の階級の人がそれを真似しようとする。
下流人と同じものを着るのを嫌う上流人は、
そこでまた新しいファッションを造る。
この繰り返しで新しいファッションは生まれる。
ファッションとは人間のself-consciousnessから生まれ、
自分に満足している人ほどファッションなんて気にしないのかも。
だから、日本人は身なりに気を使うのかな?
多分これには他の理由もあるんだろう。
とまぁ、そんなことを考えてたら、
自分はその一部のファッション人になりたいのか疑問になってきた。
もちろん今でもそのようなファッション人に憧れがないことはない。
でも、自分はもっといいものを、よりたくさんの人に知ってもらい、実際に使ってもらいたいと思う気持ちのほうが強くなった。
注目されたい、という自己中心的な考えから持ちだした夢が、
今では人を助けたい、と考えられるようになったことに自分でも驚いている。
そんな風になれたのも、いろんな人やモノとの出会いがあったからで、それらに感謝したい。
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